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公開セミナーのお知らせ
日 時:2008年3月15日(土)の午後1時半〜5時
会 場:法政大学市ヶ谷キャンパス 法政大学市ヶ谷キャンパス ボワソナードタワー19階D会議室
(最寄り駅:市ヶ谷駅からでも飯田橋駅からでも徒歩10分以内)
ここ〕をクリックすると、会場周辺の地図を見ることができます。
テーマ:移民労働者の組織化と支援活動:サンフランシスコ・ベイエリアの事例から
報告者:山田信行・駒澤大学文学部教授
 入場無料。事前申し込み不要。
共 催:法政大学大原社会問題研究所


 今回の公開セミナーでは、サンフランシスコ・ベイエリアにおける移民労働者の組織化の実態と移民労働者を支援する運動について、駒沢大学の山田信行さんにお話をしていただきます。近年のアメリカ労働運動の再活性化の一端が、移民労働者を積極的に組織化していることに求められることは衆目の一致するところです。今回の報告者の山田さんは、ここ数年サンフランシスコ及びその周辺における移民労働者の組織化について精力的に調査を続けておられます。

〔報告要旨〕
 今回の報告のポイントは2つある。移民労働者の組織化にあたっては、彼(彼女)らの社会的ネットワークを動員することが組織化活動を効率的にするとともに、組織における連帯の基礎となることが想定される。本報告ではまず、インタビュー調査に基づいて、ホームケア(在宅介護)労働者やホテル労働者における組織化において、こうしたネットワークがどのように動員され、どのような機能を担っているかについて紹介する。その際、労働組合(ローカル・ユニオン)と労働者センターとの差異について比較してみたい。次に、直接的には労働組合が関与しない労働運動について紹介する。移民による労働運動は、労働者センターをはじめとする、労働組合以外のNGO組織によっても担われていることが知られている。こうしたNGO組織による、解雇された移民労働者(ホテル労働者)の支援活動について紹介する。


【関連ウェブサイト】

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