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第1回ドキュメンタリー映画上映会(2007年6月30日)

 2007年6月30日(土)午後2時から、一橋大学佐野書院で、ドキュメンタリー映画上映会を開催しました。(入場無料、共催:「連連影展」)


◇◇◇ 上映会プログラム ◇◇◇
(2007.06.30)


第1部(14:00〜16:00)上映作品:

「Labor Women」(日本語字幕)
 監督:レニー・タジマ
 3人の若い移民女性労働者のストーリを通じてアメリカの社会運動の新しい動きを描いた作品。周辺労働を行うベトナム人、スリランカ人、韓国人女性の仕事と生活に密着し、彼女たちの生の声を伝える。


「未来をひらく女たち〜パート・派遣の現場から」
 制作:ビデオ塾
 パートや派遣、非常勤、臨時、契約社員など、いまや働く女性の半数以上が非正規労働者。妊娠がわかった途端に契約を切られた派遣社員、労働条件が悪くて誇りを持って働くことができない介護労働者など、さまざまな職場で働く女性たちが、自分たちの境遇を改善するために行動を始める様子を描いた作品。


「ICHINICHI KODO: Kanawagawa City Union」
 監督:ウラノ・エジソン
 労働条件の改善、雇用問題の解決を求めて「一日行動」というデモを行っている。神奈川シティユニオンは近年多くのラテンアメリカ出身の労働者を組織している。彼らは、神奈川シティユニオンが労働条件の改善、雇用問題の解決を求めて年間約50回行う「一日行動」というデモでも中心的な役割を果たすようになってきている。「一日行動」による意識の変化、運動への思いについてラテンアメリカ人労働者が語る。


「新しい働き方:ワーカーズ・コレクティブ、とまと」
 一橋大学大学院の授業「アクション・リサーチ論」の一環として国立にある仕出し弁当屋「とまと」の協力のもと大学院生たちが撮影・制作した作品。安心で安全なお弁当という思いと、自分たちに合った働き方を、という願いを「ワーカーズコレクティブ」という形で実現させ、生き生きと働いている様子を描いている。


第2部(16:30〜18:15)上映作品&講演会

「Woman in Struggle〜目線」 (日本語字幕)
 監督:ブサイナ・ホーリー
 姉妹、母親、妻としての規範的な役割から離れてパレスチナの独立を目指して闘いに身を浸し、政治犯としてイスラエルの刑務所に拘留された4人のパレスチナ人女性たち。彼女たちは、刑務所を出てからも、自らの内に「牢」を抱えながら、より大きな「牢」で日常を送っている。拘留時の耐え難い経験や現在のパレスチナでの日常生活の困難を自らの言葉で語る。上映後、来日中の監督の講演もあります。

「Women in Struggle 〜目線」のウェブサイト(英文)
 http://www.womeninstruggle.com/

懇親会(18:15〜19:50)

 上映会&講演会は無料ですが、懇親会は参加費2,000円です。第1部で上映する短編ドキュメンタリーに登場するワーカーズ・コレクティブ「とまと」の方々が作って下さる料理と、パレスチナ唯一の地ビール「タイベ・ビール」(別料金:1本400円)をご堪能いただけます。どなたでもご自由にご参加いただけます。

*第2部は、一橋大学国際交流セミナーとしての開催。


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